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『センセイの鞄』と靴下(?)
寒い夜は、もこもこのフリース靴下をはいて眠る。
でも、夜の間に、だんだん暖かくなって「もういいや」と自分で脱いでしまうのだ。
起きると、靴下は布団の外で、ひんやりと冷たくなってうなだれている。
私の足も同じように冷たい。
「またか。」と思う。
布団から手だけ出して靴下を引き寄せて、また履いて暖めてから外に出る。
私の朝のかたち。

ツキコにとってのセンセイも、私にとっての朝の靴下なのだ。
一緒にいる内にあったくなって、ふと「もういいか」などと考える。
やっぱりほしくなって引き寄せると、それはとても自分にちょうどいい。
ちょうどいい肌触り。ちょうどいいあったかさ。
そういう「ちょうどよさ」を感じ取ることが、長く続く人間関係には大事だと思う。
たくさんあったまると、ときにはもういらないのかもしれないと思うかもしれない。
でも、本当は手放せないと自覚してしまったら、もうどうしようもなくなっている。

二人の関係は私の理想です。
小説として、というより、そういう風に好きな話でした。


『センセイの鞄』川上弘美
4167631032センセイの鞄
川上 弘美

文藝春秋 2004-09-03
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40歳くらいのツキコと70歳くらいのセンセイが、なじみの居酒屋で偶然再会する。センセイはツキコの高校の恩師。約束するわけでもなく、ばったりと会っては隣り合って杯を交わすようになる二人。
穏やかで、居心地が良くて、近いようで、遠いような。
そんな二人の日々の話。



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【2005/11/11 01:02】 本を読んで | トラックバック(0) | コメント(2) |
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